node.jsが0.6.0からWindowsにネイティブ対応しました。
Cygwin依存なしで動作するのでかなり敷居が下がったかと思います。
# これまでもnode.exeが配布されていましたが下記リンクの内容参考
これで「普段Win使ってるから面倒くさいよー」が回避できるはずです。
Node.js 0.6.0リリース、Windows版はCygwin非依存になり性能も向上
http://sourceforge.jp/magazine/11/11/08/0454229
node.js
ではnode.jsをインストールしてみましょう。
# 手順とバージョンは2011/11/12現在のもの
まず公式サイトからWin向けインストーラをダウンロードします。
"node.js" http://nodejs.org/#download
msi形式のインストーラ、node-v0.6.1.msiが落ちてきます。
ダウンロードが完了したらダブルクリックしてインストーラを起動します。
設定するオプションも現時点では存在せず、すぐにインストールが完了します。
インストール場所は全く聞かれませんが、vistaや7であれば
C:\Program Files (x86)\nodejs
にインストールされます。
インストールが完了したらコマンドプロンプトを立ち上げて
node
と入力してください。
プロンプトの表示が
>
と変わればインストールできています。
CygwinのインストールやLinuxVMを用意する手間なしに、
簡単にWin上でnodeが動きました。
npm
さてnodeを入れたら当然npmも必要ですね。
npmも実験的ながらWin対応しています。
npmのソースを取得するためにgitを使うので
「結局MinGWやCygwinが要るのか・・・」という気がしないでも無いですが。。
# tortoiseGitでgit cloneできるならMinGW/Cygwin要らない気もします。未検証です。。。
# と思ったけれど内部でcurl使ったりしてるから無理かな?
公式手順にそって進めます。
"README" http://npmjs.org/doc/README.html
node.jsは上記手順で動くはずですので下記コマンドでnpmのソースを取得します。
ソースを取得したいフォルダを作ってそこに移動してから、
git config --system http.sslcainfo /bin/curl-ca-bundle.crt git clone --recursive git://github.com/isaacs/npm.git
環境にもよりますが、少し時間がかかりました。
また、1行目はcurlのSSL関連の設定値の部分なので
curlの設定次第では必要ないかもしれません。
# node.jsをProgram Files以下にインストールした場合、
# 管理者権限のないコマンドプロンプトでは失敗するかもしれません。
# 気持ち悪い人はnode.exeをC直下など適当な場所に移して
# 環境変数でPATHを通してください。
gitでnpmのソースが取得できたら
cd npm node cli.js install npm -gf
としてインストールを行います。
node.jsをインストールしたディレクトリに
npm関連のバッチファイルなどができているはずです。
コマンドプロンプトでnpmと入力すると動作するはずですので、
npm install なにかモジュール
としてモジュールの管理が可能か確かめてください。
node.jsが0.6系なため、対応していないモジュールが多いですが
しばらくすれば対応も進むと思います。
そんなことはどうでもよくて昨日(11日)に書けばよかった。。