screen を使おうと思ったら最近では byobu というのが流行ってるようなので byobu にしてみた。
会社では Win(cygwin) を、自宅では Mac を使っているので設定を共通化出来ないか色々試してみた。
cygwin でのインストールと起動
screen は apt-cyg や install.exe からインストール可能なので問題無しです。
byobu はソースをダウンロードすれば cygwin 上で make install 可能です。
./configure --prefix="$HOME/byobu" # ホームディレクトリへインストールする場合 make make install
.screenrc があると screen の設定も読み込んでしまうので、
mv ~/.screenrc ~/.screenrcBK
として退避しました。
byobu を起動します。
export PATH=$PATH:~/byobu/bin # PATH に追加 → 必要なら zsh や bash へ設定 byobu # 起動
cygwin で発生する問題
- byobu-config
cygwin では newt と python-snack 連携が出来ていないため、
byobu-config が動きません。
F9 してもなにもおこらないのです。
ビルドするなど色々試みましたが結局上手に動かせず諦めてしまいました。
設定は別の非 Win マシンで行うことにしました。
- ターミナル
cygwin というよりは mintty の問題ですが、F1 から F4 が動作しませんでした。
これでは刺客びょぶ を入れたのにファンクションキーが使えません。。
この問題はターミナルタイプによって送信するキーのコードが違うからです。
byobu の設定で対処可能ですので下記のように ~/.byobu/keybindings を編集します。
# 環境変数 $TERM が xterm-color の場合 termcapinfo xterm-color 'k1=\EOP:k2=\EOQ:k3=\EOR:k4=\EOS'
御自分のターミナルタイプに応じて設定して下さい。
ちなみに teraterm を使った場合は上記設定なしでF1からF4まで動かすことが出来ました。
Mac でも問題が起こった
- byobu-config ふたたび
Mac でも byobu-config で newt(snack) の問題が発生します。
port を使っている人は port から newt をインストール可能なようですが brew にはありません。
brew を設定して入れても良いのですが今回は newt をソースからインストールしてしまいました。
- status
どうも CPU やメモリの情報等が権限の問題なのか表示出来ません。
負けた黄もいますが起動できないほどの問題ではないのでひとまず置いています。
便利に使う
- 設定
cygwin では byobu-config できなかったので、
Mac 側で設定を行なって cygwin で利用しています。
- Mac トラックパッド
BetterTouchTool などを使って
F3 や F4 をトラックパッド操作できるようにすると byobu から離れられなくなります!!!
設定して使ってみて
ステータスに情報もあまり表示しませんし screen と大差ない使い方をしています。。
ファンクションキー連携で便利になった点は良いですね。
screen から乗り換えるコストに見合うかは・・・です。