API Gateway の HTTP API と Lambda を開発用・本番用のバージョン違いで接続する

めずらしく AWS ネタ。
けっこうどうやるんだ?ってなったので自分用のメモ。
要は API Gateway のステージとステージ変数を使って Lambda ファンクションのエイリアスを呼び分ける話。
「動的統合」というやつらしく IAM ロールは自分で用意・指定する必要があったところが(自分には)肝でした。

Lambda 側の準備

本番用と開発用とは Lambda の「バージョン」と「エイリアス」で表現する。なにも設定を変更してない状態だとバージョンは $LATEST だけ存在している。これを本番用の prod と開発用の dev に分ける。
現在の $LATEST バージョンをひとまず仮に本番用とするためバージョンを発行(作成)する。
f:id:nishikawasasaki:20200326195247p:plain
まだ一度もバージョンを作成していないと、バージョン 1 が作られる。

次にエイリアスを作成する。
本番用は固定されたバージョンの 1 を利用して、開発用は常に最新の $LATEST を使うとした場合。
f:id:nishikawasasaki:20200326195509p:plain
開発用なので dev としたエイリアスを、バージョンは $LATEST を見るように作成する。
f:id:nishikawasasaki:20200326195610p:plain 同様に本番用として prod エイリアスをバージョン 1 を見るように作成する。

これで Lambda 側の準備は完了。

API Gateway 側の準備

用意した Lambda のエイリアスに対応する形で API Gatewaydev ステージを用意する。

f:id:nishikawasasaki:20200326195915p:plain

ステージの名前は自由に。
ステージ変数の名前として「キー」に好きなものをつける。ここでは LambdaAlias
ステージ変数の値には Lambda で作った開発用のエイリアスを同じ dev をつける。
(この「値」が API Gateway の呼び出す Lambda ファンクションのエイリアスとして使われることとなる。)

同じことをデフォルトのステージ $default でもおこない、「値」は prod にしておく。
(本番用にちゃんと区別したい場合はデフォルトのステージを使わず prod ステージを用意すると良いはず。)

あとは統合する Lambda ファンクションを arn で指定するときに、エイリアス:エイリアス名 までつけて指定すれば OK。
arn + :エイリアス名 とするとそのエイリアスで Lambda ファンクションを指定できるそう。
arn:aws:lambda:ap-northeast-1:xxxxxxxxxxxxxx:function:hogehoge:${stageVariables.LambdaAlias} こんな雰囲気。
f:id:nishikawasasaki:20200326200440p:plain
「一致する Lambda 関数がありません」と出てくるけどちゃんと保存できます。

これで動くかなと思ったらそうではなくて、いまやっている「動的統合」の場合は「アクセス許可を呼び出す」のところを自動ではなく明示的に指定しないといけないそう。
自分はここから IAM 力の低さにつまづいてしまった……。
以下のページにもあるのだけれど、

動的統合を構築する場合、それに応じて権限を更新することも重要です。統合が単一のLambda関数を指す場合、HTTP APIは呼び出し権限を自動的に追加します。ただし、複数の関数を使用する場合は、ロールを手動で作成および管理する必要があります。これを行うには、Lambda関数オプションを呼び出すための[Grant API Gateway permission to invoke your Lambda function]をオフにし、適切な権限を持つカスタムロールを入力します。

高速、低コストで、より良いAPIの構築 – HTTP APIが利用可能(GA)になりました | Amazon Web Services ブログ

とのこと。
具体的にどんなロールを用意したらいいの?ってなったけど チュートリアル: 2 つの AWS のサービス統合と 1 つの Lambda 非プロキシ統合を使用して Calc REST API を作成する - Amazon API Gateway の内容に沿ってロール作成したものを使えばうまくいきました。

最終的にこういう状態に。

f:id:nishikawasasaki:20200326200903p:plain

試す

ここまできたら API Gateway に本番用と開発用の 2 つのステージで URL が得られているはず。

上が本番用で下が開発用。
あとは API Gateway のルートに作成したパスをつなげれば本番用・開発用の使い分けができる。

もし API 実行して Internal Server error が帰ってきており、Lambda の実行ログが Cloud Watch にも無いようなら、API Gateway から Lambda を呼び出せていないので IAM まわりを確認する。 そうでなく Lambda の中でこけているなら通常どおり Cloud Watch でログを見て修正する。

シネスコレイアウト写真の3段重ね

人がしてるのをみてシネマスコープ(風?)に切り抜いたり撮ったりしてる写真たち、Instagramにアップすると16:9くらいに横が切れるなーと思ってた。

そんなところにこれまで使ってなかったInstagramの「レイアウト」で、縦か横に3段重ねにするとちょうど収まることに気がついた!

こんな感じ。  

f:id:nishikawasasaki:20200220095845j:image

f:id:nishikawasasaki:20200220095848j:image

f:id:nishikawasasaki:20200220095852j:image

見やすいかというと……?だけどたまには奇をてらった感じで良いかも📸

 

「理想」「現実」「方法」「実行」に分けてみた

スクラムで出てくる振り返りとプロセス改善について考えていると、「理想」と「現実」のどっちも認識してそのギャップを埋める「方法」を適切に見つけ出した上に「実行」できることを自然と求められていて、それは大変に困難なことなのではないだろうか……と思って書き始めた。そもそも「理想」「現実」「方法」「実行」に分けてどれだけ考えているだろうかなーと。

勉強会に行ったり本を読むことは「方法」を学ぶことなんだけれど、実はその「方法」を適用することで達成される「理想」の状態についても知ることができる。自分はこれがとても大切だと思っている。どんなことをするにも最善の状態を認識できていないと、いまできることに引っ張られてしまってどうしても妥協が強く出たアウトプットしか出なくなるから。「現実」からの積み上げだけだと最終的な結果が必要なものに届きにくいと感じているのもある。ゴールに「理想」をおいて、ゴールまでの道のりまでを一定の粒度や単位に分解して進めていく方が、最も短くブレなくゴールに着けるんじゃないかなーと。
一方で「現実」の方もきちんと理解しないといけないと思っている。状況が見えていないのに「理想」だけ追い求めてもそれは無謀というものになってしまう。できないことをいきなりやろうとしてもうまくいかないし、結果が求めていたものじゃないかもしれない。より効果的でより効率的な「方法」を選び取るには「現実」を理解しておかないといけないと思うから。

「理想」と「現実」のどちらも「方法」選択に重要な要素なんだけれども、ここがあいまいなまま「方法」を選択してしまうからうまくいかなかったり、手段が目的になっているなんて言われたりしてしまうのかもしれない。 ケースがたくさん出てきそう。

  • アウトプットは出てもアウトカムじゃないってときなのかもしれない
  • なにかを複数人で進めていると他人に対してどうしてそんなことしたの?と疑問に思うこともあるけど、きっと見ていた「理想」の程度や方向性が違っていたのかもしれないし、もしかするとそもそも「理想」像が見えていないのに無理をしていた・させていたのかもしれない。
  • 視座の高さとか視野の広さっていうのは「理想」をどれだけ見れているのかってことなのかもしれない
  • エンジニアなら勉強会に参加しよう、みたいなのは社外の大きな世界で高い「理想」に触れてほしいという思いからなのかもしれない
  • キャリアパスってどう考えてる?なんて面談で聞かれるのは「理想」と「現実」をどう捉えていますか?という質問なのかもしれない

しれないしれない問答。思い当たるところがたくさん?

「実行」について……どんなに「理想」と「現実」から良い「方法」を見つけても「実行」されないと意味がないはず。なんだけれど、個人的にはコツコツやらないといけないここが難しい。どれだけ早く理解できてもやらなきゃなにもはじまらない。結果が見えた気になってるだけだとダメ……そう思って、意識してこれを書き始めたのかも。

はじめに戻ると、

「理想」と「現実」のどっちも認識してそのギャップを埋める「方法」を適切に見つけ出した上に「実行」できること。それは大変に困難なことなのではないだろうか

だから、きっと工夫の仕方や考え方のフレームワークという形で「方法」がたくさん別の名前で存在しているのだろう。けれどもそれはやはり「方法」でしかないので気をつけないといけないのかなって。

「理想」のところを目的とか 5W1H でいう Why のところに置き換えるとまた違ったことが考えられるかも?時間切れなのでまた考えてみようー

認定スクラムマスター(CSM)になった

認定スクラムマスター研修 を受けてテストも合格したので認定スクラムマスターになりました。だからといって完璧っていうものでもないので「俺たちの戦いはこれからだ!」ですね。日々精進あるのみ。

研修はだいたい 5 人チームが 6 つで進行、少し説明を受けてあとはチームで議論したりワークしたりを 2 日間みっちりやる感じでした。講師の方は車をモジュール化することで早いフィードバックと改善ができるようにした経験をお持ちの方。ハードウェアでもそういった進め方ができるのかと興味深く聞いていたけど、そういえば昔この人のプレゼン動画を見た記憶が……。最近では航空機、特に戦闘機の開発にもスクラムの考えが取り入れられているお話おもしろかったです。
1 日目の終わりに「ハッピーアワー」と称した会は英語日本語混じりにとても盛り上がった!素早いリリースができるようにしておく準備の重要さと同じくらい、英語のスピーキングが必要だと痛感……

ところで、これから仕事でスクラムマスターなことするのかというときっと否。
仕事ではいまのところマネージャーとして自社サービス事業の責任を持っています。人数も少ない小さなチームなので、役割はスクラムマスターかというとそうでもなく、(名刺にある)プロダクトオーナーかというとそうでもなく、何でもやる人。確かなのは利益に責任があること。
機会があれば別のチームや部署でスクラムマスターとして役割を持てると良いのかな。考えてみよう。

その他のその他

2019 年の振り返りで書いた

その他 いつも自分で改行を入れてみていたけど、スマートフォンなど横幅がせまい環境だと変に改行して逆に見づらいのかなとも思った。なので今回は改行を自分で入れずに段落な感じに書いてみた。どちらが読みやすいかあとで自分で確認してみよう。

↑これ、まあこれはこれで見やすいし書かれた「文章」って感じがしたので継続してみる……

2019年と2020年

わりと自分用の記録(?)と展望

2019年

毎年 1 回くらいはどこかで機会をつくって社外の場で登壇するようにしていたのだけれど、2019 年は 1 回も社外で話をすることが無かった。仕事での変化や事業のテコ入れなどいつもより多少考えることが大きかったのもあるけれど、生活の方での動きが大きかったのが一番の理由になりそう。

仕事の方では、会社ではじめて早数年のサービスのプロダクトオーナーを人に譲ってみて、半年後にまたプロダクトオーナーになった。プロダクトオーナーといっても役割定義にこだわっていられる状況でもないので、サービスの進む方向を決めたり予算管理もする一方で開発もすれば運用もするしインフラ構築整備もしながらプロモーションの管理をしつつ問い合わせ対応だってする感じ。こういう未分化なのが良くないのかもしれないけれど、状況をどう変えていくのが良いのかなーと思いつつ改善のために様々変化させつつ日々が過ぎていった……。結果を出したいなー。

生活の方では引っ越ししてみたり山登りを始めてみたり。夏からはじめた山登りは、まだハイキング程度のものだけれど今後も続けて体力・技術を上げていきたい。それにしても 2019 年はこの山登りをはじめたのが自分にとって一番大きな変化だったかもしれない。アウトドア趣味なんて親や親戚もほとんどなかったから、そもそもこれまでやったこともなくて学校行事で林間学校や野外活動するくらい。可能であればずっと家にいたいタイプなので、個人的には大事件。

山登りは YAMAP があるのも大きかった。自分の活動記録はこれ こういった形でログが取れるのも良いし、GPS を使ったスマートフォンでルーティングができるのも良い。こういうユーザーと直接接するサービスに関わってみたいなと思えた。ちなみに 2019 年 7 月から今日までで YAMAP に記録されたのは

  • 距離 合計 81,572 m
  • 標高 合計 5,447 m

らしい。

f:id:nishikawasasaki:20191231120559p:plain
軌跡

摩耶山・六甲山がほとんどで、金剛山と加西アルプスが少し離れたところに。金剛山は標高 1,125 メートルで実際に登れるのはもう少し低いところまで、上り下りは 750 メートルくらいが最大なのでまだまだ……。

2020 年

仕事の方はいまの事業をなんとかしてみたいのが半分、そろそろなにか違うことを考えてみたいのが半分。後者はずっと言ってるのでどうしたものか。余り書くと会社であれなのでこの話を書くのはここまで。でも会社最適されすぎないように、自分の力が通用するのかはかるためにも、会社の外・別で仕事してみたいな。

生活の方は 2,000 メートル級の山に登ってみたいなーと思っている!雪がなくなるまでに近所の低山で体力(と技術)を上げておきたい。あと雪山を(登るのではなくて)歩いてみたい。

その他

いつも自分で改行を入れてみていたけど、スマートフォンなど横幅がせまい環境だと変に改行して逆に見づらいのかなとも思った。なので今回は改行を自分で入れずに段落な感じに書いてみた。どちらが読みやすいかあとで自分で確認してみよう。

Windows の開発環境を作りなおした ver.2019 の後日談

けっきょく WSL1 で環境を作りなおしました。

というのも VM とのホストオンリーアダプタ接続が VPN 接続すると使えなくなってしまい
ssh も Samba も断絶してしまうため……。
ssh は NAT でポートフォワーディングすれば使えますが、
Samba は速度もほしいのでいまひとつ。
なにより作業中に VPN 接続して Samba が切れて作業が飛ぶのが怖い。。

ということで WSL1 で環境を作りなおしたのでした。

けっきょく WSL 側にソース類を置いておけば git 等のファイルアクセスも問題無いし、
Windows から IDE でソースをさわるときは WSL1 に入った 9P 経由で
WSL 側に置いたファイルをネットワークドライブで繋いでそのまま IDE から参照。
ちょうど VM + Samba でやっていたことを WSL + 9P でやったら
設定もしなくて良いし安定性も高いという。

WSL2 が来てもソース類は WSL の中に置きそうなので
いまひとつ WSL2 に魅力を感じなくなってきたような?
速度が WSL1 より大幅に改善したりなど乗り換えたくなる良さが出てくるのかな。

なにはともあれしばらくこれで行ってみようと思います。

Windows の開発環境を作りなおした ver.2019

2016 年頃に WSL が使えるようになってからというもの
ずっと WSL で開発を続けてきました。
JavaScala に js に fish shell に Emacs
最近では Visual Studio Code と Remote WSL でかなり快適でした。
ファイルアクセスが遅いので git やビルドがもたつくことと、
WSL のプロセスが動いていると WMI Provider Host が
CPU を数 % だけずっと消費しつづけることが少し不満でしたが、
それでも昔に比べれば随分と快適でした。

にもかかわらず、魔が差して全てを消してしまったのでした。。

最近使えるようになった WSL2 を試してみたのが全てのきっかけ。
WSL1 に超最適化された環境と比べるといまひとつなところが多かったので
Insider Preview から戻したのですが気がついた時は手遅れ。
WSL2 から WSL1 に戻さずに Windows のバージョンを戻してしまったのです。
結果、WSL 環境がまっさらになりました。(*自分の責任)
もう一度 Insider に上げてみても状況は変わらず。。

ということで 1 から開発用の環境を構築しはじめたのでした……。

VirtualBox

もとのとおり WSL1 を使っても良かったのですが、
せっかくなので WSL 以前に使っていた VirtualBox を使うことにしました。

通常どおりインストールして、
ホストマシンとはホストオンリーアダプタで通信するように設定。
OS は趣味で Manjaro にしてみました。

あとは起動用にウィンドウを表示しないオプション headless を付けた

VBoxManage startvm manjaro --type headless

と bat ファイルを用意しておいて、
Windows のタスクスケジューラでホストマシン起動時に
この bat を実行させることで、
VM も自動でバックグラウンド起動するようにしています。

SSH

Windows 用の OpenSSH-Win64 が一番動きが良く表示崩れが無いようでした。
一番新しい v7.9.0.0p1-Beta でないと接続時に

warning: agent returned different signature type ssh-rsa (expected rsa-sha2-512)

と表示され鍵認証できませんでした。
はじめから入っている ssh は 7.7p1、署名のアルゴリズムが古い……。

Samba or SSHFS

vboxsf でホストのディレクトリをゲストと共有できますが、
ビルドなど主な作業をおこなうゲスト側からのアクセスが遅く
git や sbt でのビルド・パッケージングの際にもっさり感があります。
ソースをゲストに置けば速度の問題は解決しますが、
今度はホストの Windows で動かしたい IDE などが使えないことに。

そこでゲストマシンで Samba の設定をしておいて、
開発に使うリポジトリソースコードの類はゲスト側に置いて、
Windows からはネットワークドライブとしてマウントしています。

また、Samba と併用してみているのが SSHFS。
Samba の設定が面倒なのとファイルの権限や所有者の問題が発生したので
SSHFS ならどうかなとテスト中です。
利用したのは

の 2 つ。
WinFsp 2019.3 B1 をインストール後に SSHFS-Win 3.5 BETA をインストールしました。

するとエクスプローラのアドレスバーに
\\sshfs\ユーザー名@ゲストVMのIP と入力すれば SSHFS にアクセスできるようになります。
GUI でマウントの管理をするなら sshfs-win の README で

が紹介されていましたが、少し UI が独特でなんとも……。
単にネットワークドライブとして割り当ててしまえば良い気がします。
Samba よい安定していて良ければ乗り換え予定。

クリップボード共有

Windows 側から Hyper や Windows Terminal で Manjaro に繋いでいますが、
そのままでは tmux でコピーしても Windowsクリップボードに入りません。
これを lemonade で解決しています。

Manjaro は AUR にあるので

yay -S lemonade-git

でインストール完了。
Windows 用には実行時に黒い窓無しのバックグラウンドで起動できるように
-ldflags="-H windowsgui" を付けてビルドしたいので、
Manjaro の yay がビルドに使ったファイルを流用して

GOOS=windows GOARCH=amd64 go get -u -ldflags="-H windowsgui" github.com/pocke/lemonade

とすると Windows 用の exe が $GOPATH/bin/windows_amd64 にできるので、
これを Windows へコピーします。

Windows 側は

start /b C:\Users\ko-yamamoto\bin\lemonade.exe server --allow="VMのIP"

のような bat を作っておいて、
これもタスクスケジューラでログイン時に起動するようにしています。

tmux の設定は ↓ を参考にさせていただきました。

if-shell 'which lemonade' \
  'bind ] run-shell "lemonade paste | tmux load-buffer -" \; paste-buffer ; \
   bind -T copy-mode-vi y send -X copy-pipe-and-cancel "lemonade copy"'

google-ime-skk

Windows では CorvusSKK を使って日本語を入力しています。

辞書に無い言葉を簡単に変換できるように google-ime-skk を利用します。
Manjaro 側で

gem install google-ime-skk

としてインストールしたら、

sudo vim /etc/systemd/system/google-ime-skk.service

ExecStart のパスは環境にあわせて変更してください。
以下は linuxbrew で Ruby をインストールしている場合です。

[Unit]
Description=google-ime-skk

[Service]
ExecStart=/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/google-ime-skk

[Install]
WantedBy=multi-user.target

あとは

sudo systemctl enable google-ime-skk
sudo systemctl status google-ime-skk

としておけば Manjaro 起動時、上で設定したので Windows 起動時に
自動的に google-ime-skk が使えるようになっています。

CorvusSKK の設定から VM の IP を「SKK辞書サーバ」に指定すれば OK です。

その他

  • Windows 側では Git Bash を使っています
  • Visual Studio Codecode に PATH を通すと Git Bash から VScode が起動できて便利
  • Hyper も見た目が良いけど Windows Terminal が表示崩れが少ない気がします

おわりに

バックグラウンド起動とコピペ(クリップボード)共有は
設定しておくと使い勝手がかなり良くなるので良いですね。

WSL に慣れてしまっていたので VM の git や sbt がきびきび動いて気持ち良いです!

その後(2019/06/27 追記)

VPNVM のホストオンリーアダプタが使えないことが判明。。
Windows の開発環境を作りなおした ver.2019 の後日談 - あじーん-0.0.2-SNAPSHOT

2019/05/14版_Windows Terminal をビルドしてみる(VS2019)・設定とキーバインド変更

はじめに

Windows Terminal はどんどん開発が進んでいます。
この記事は 2019/05/14 時点でのメモなので
数日後には使えなくなっている可能性があります。

準備

Visual Studio

現時点では Visual Studio 2017 でビルドするのが一番安定するみたいですが
手に入る Visual Studio 2019 の Community を使います。
これは通常どおりインストールするだけ。

WinRT C++ library

いろいろ試した結果 winrt/TerminalApp.h が無いぞとエラーになったので
はじめからインストールしておいた方が無難そう。
むしろこれが原因と思っている。

ここからダウンロードしてインストール。

Windows Terminal のソース

これはふつうに以下から git clone する。

nuget

インストールしていない人は nuget を使えるようにする。 通常どおりの手順でインストールするのが良いはずだが、 Windows Terminal のソース中 dep\nuget\nuget.exe にあるので
PATH のとおったところにコピーしても動作した。

ビルド

  1. cmd.exe で git clone した Windows Terminal のディレクトリへ移動する
  2. git submodule update --init --recursive
  3. nuget restore OpenConsole.sln
  4. Windows Terminal のソースにある OpenConsole.sln を開いて Visual Studio を起動する。
  5. 日本語 Windows だと文字コードの問題があるので以下のソースを UTF-8 BOM 付きで保存しなおす。 diff は下の方に。
    • src\tools\vtpipeterm\main.cpp
    • src\inc\test\CommonState.hpp
    • src\terminal\parser\ut_parser\InputEngineTest.cpp
  6. 同様に src\tools\vtpipeterm\main.cppUTF-8 な文字列に u8 を追加する。
  7. Visual Studio のメニューバー下で「Release」「x64」「CascadiaPackage」を選択
  8. Visual Studio のメニューから「ビルド」→「ソリューションのビルド」を選択してビルド開始
    • ここで winrt/TerminalApp.h が見つからないのエラーが出ていた → WinRT C++ library のインストール
    • ここで 文字コード 932 では表現できないというエラーが出ていた → BOM 付き UTF-8 で保存しなおし & u8 を付ける
  9. 無事ビルドが成功したら Visual Studio のメニューから「ビルド」→「ソリューションの配置」を選択して Windows に登録

9 まで完了すると Windows のスタートメニューに Windows Terminal (Dev Build) が追加されている。

なお、手順によってはプラットフォームツールセットを v142 にせよとも見たが
上記の手順では v141 のままで成功している。

src\tools\vtpipeterm\main.cpp の文字列に u8 を付ける diff は以下。

   switch(lang)
         {
             case TEST_LANG_CYRILLIC:
       -                str = "Лорем ипсум долор сит амет, пер цлита поссит ех, ат мунере фабулас петентиум сит.";
+                str = u8"Лорем ипсум долор сит амет, пер цлита поссит ех, ат мунере фабулас петентиум сит.";
                 break;
             case TEST_LANG_CHINESE:
-                str = "側経意責家方家閉討店暖育田庁載社転線宇。";
+                str = u8"側経意責家方家閉討店暖育田庁載社転線宇。";
                 break;
             case TEST_LANG_JAPANESE:
-                str = "旅ロ京青利セムレ弱改フヨス波府かばぼ意送でぼ調掲察たス日西重ケアナ住橋ユムミク順待ふかんぼ人奨貯鏡すびそ。";
+                str = u8"旅ロ京青利セムレ弱改フヨス波府かばぼ意送でぼ調掲察たス日西重ケアナ住橋ユムミク順待ふかんぼ人奨貯鏡すびそ。";
                 break;
             case TEST_LANG_KOREAN:
-                str = "국민경제의 발전을 위한 중요정책의 수립에 관하여 대통령의 자문에 응하기 위하여 국민경제자문회의를 둘 수 있다.";
+                str = u8"국민경제의 발전을 위한 중요정책의 수립에 관하여 대통령의 자문에 응하기 위하여 국민경제자문회의를 둘 수 있다.";
                 break;

設定変更

git リポジトリにも説明があるので変更したところだけ。

プロファイル

起動するターミナルやカラーテーマを指定するプロファイル。
WSL を使いたかったので profiles に以下を追加した。 guid は適当に指定したが正しいか調べられていない。 あとはフォントの種類やサイズ等を指定。

    {
      "guid": "{cmd のプロファイルをもとに適当に指定}",
      "name": "wsl",
      "colorscheme": "nord wave",
      "historySize": 9001,
      "snapOnInput": true,
      "cursorColor": "#FFFFFF",
      "cursorShape": "bar",
      "commandline": "wsl.exe",
      "fontFace": "Noto Sans Mono CJK JP",
      "fontSize": 11,
      "acrylicOpacity": 0.75,
      "useAcrylic": true,
      "closeOnExit": false,
      "padding": "10, 10, 10, 10"
    }

タブ関連

タイトルバーの中にタブを表示したかったので以下を追加。
追加位置は defaultProfileprofiles と同階層。

"alwaysShowTabs": false,
"showTerminalTitleInTitlebar": true,

デフォルトのターミナル設定

defaultProfile に上で追加した WSL のプロファイルの guid を指定した。

カラーテーマ

Visual Studio Code でも使っている Nord Wave からカラーパレットを移植した。

以下を schemes 以下に追加すると profiles 以下で指定するプロファイルで使えるようになる。

    {
      "name": "nord wave",
      "foreground": "#d8dee9",
      "background": "#212121",
      "colors": [
        "#3b4252",
        "#bf616a",
        "#a3be8c",
        "#ebcb8b",
        "#81a1c1",
        "#b48ead",
        "#88c0d0",
        "#e5e9f0",
        "#4c566a",
        "#bf616a",
        "#a3be8c",
        "#ebcb8b",
        "#81a1c1",
        "#b48ead",
        "#8fbcbb",
        "#eceff4"
      ]
    }

キーバインド変更

このままでは

  • C-t でタブを開く
  • C-w でタブを閉じる

の動作をしてしまい、
シェルの操作や tmux 等に割り当てたキーとバッティングしてしまうので都合が悪い。
特に C-w はシェルで前方語消去のキーなので
間違えてタブを閉じる事故が頻発してしまうのでなんとかしたかった。

キーバインド変更はいずれ設定できるようになると思われるが
現時点ではハードコーディングされていそうなので
src\cascadia\TerminalApp\CascadiaSettings.cpp のソースを変更して対応した。

Ctrl の代わりに Alt でタブを操作するようにしている。

 +    // keyBindings.SetKeyBinding(ShortcutAction::NewTab,
+    //                            KeyChord{ KeyModifiers::Ctrl,
+    //                                      static_cast<int>('T') });
     keyBindings.SetKeyBinding(ShortcutAction::NewTab,
-                               KeyChord{ KeyModifiers::Ctrl,
+                               KeyChord{ KeyModifiers::Alt,
                                          static_cast<int>('T') });

+    // keyBindings.SetKeyBinding(ShortcutAction::CloseTab,
+    //                            KeyChord{ KeyModifiers::Ctrl,
+    //                                      static_cast<int>('W') });
     keyBindings.SetKeyBinding(ShortcutAction::CloseTab,
-                               KeyChord{ KeyModifiers::Ctrl,
+                               KeyChord{ KeyModifiers::Alt,
                                          static_cast<int>('W') });

きっとすぐにキー変更機能もつくだろうからその時には上記変更は戻す予定。

おわりに

こんな感じになりました。

f:id:nishikawasasaki:20190514200958p:plain

なぜそこまでして使うのか……という気もしないでもないですが
新しいものが使ってみたい試してみたいというのと、
どんどん開発が進んでいくプロダクトに触れてみたいという感じです。

追記(2019/05/21)

git から最新ソース取得したところエラーが発生するようになった。 C++/WinRT 関連だったので NuGet で

Install-Package Microsoft.Windows.CppWinRT -Version 2.0.190506.1

を実行したところ解消した。

気分転換に日本語入力の方法を変えてみる

タイトルのとおり変えてみる

SKK はどうも 5 から 6 年ぶりくらいに使うらしい。
効率とかよりも気分転換がメインなので
「予測変換が優秀な方が早く……」とかは一回忘れてみようと思う。

これを入力している今も SKK で若干もたついているので
いつまで続けるかはわからないけれどそんな記録。
(片手入力派なので Godan はもしかするとすぐにでもやめそう……)

記録だけだとなんだか申し訳ないので少し設定の紹介を。
Win では crvskkserv を利用させてもらって Google から変換候補をとれるように、
Mac では AquaSKK で skkserv を有効にして Gem の google-ime-skk を利用して同じようにしてます。
Emacs からは Win でも Mac でも skkserv に接続させてます。
これで変換がまとまる感じに。

SKK は日本語を入力というか打ち込んでる感じがしていて楽しい。