J Lang Fest Kansai Online #1 で登壇してきた

久しぶりに外の勉強会ではなしてきた。

kansai-jvm-langs-fest.connpass.com

毎年 1 回は機会を作ろうと思っていたのに、2019 年は社外で登壇しなかったので久しぶりになってしまった。。

Scala の好きなところ」をテーマにもらっていたので、大好き(?)な Akka をメインにしてみた。
コーディングとかたくさんある機能、簡単に実現できる並列・分散処理、リアクティブなどなど、Akka の良いところはたくさんある。その中でも特に推しておきたい処理を部品として分解することによる事業へのメリットを扱ってみてる。実は「それは Akka じゃなくても良いんじゃない?」という声があるだろうなーとは思ってる。ほんとそのとおり。でも同じように実現できる言語やフレームワークの中でも、その自由さであったり容易さがピカイチなのは Akka だと思ってる……。定量的に比較してなくて超定性しかも個人の。
そんなだから、もし「おいおいおいおいーこれも超いいんだけど!?忘れてない!?!?!?」みたいなのがあればぜひ教えてもらって知りたい!というモチベーションでも登壇したのでした……。

資料はこちら

speakerdeck.com

質問でもらっていた背圧制御については Actor ではなく Streams の方で実装されているのは訂正しておきます。
あとあんまりデメリット側のはなしができてなかったのだけれど、アクターやメッセージボックスの数の最適化や、割り当てるスレッドプールの数などアクターモデルにはアクターモデルのチューニングポイントというか難しさがある。これはどんな道具でもそういうところがあるので、道具にあわせて学んでうまく付き合っていきたいところ。

そういえば「良い道具は使い手を良く育てる」みたいなことを途中言いたかったんだけれど、なにかの格言なのかネットの言葉なのかネタ元が見つからなかったので見送った……。良い道具はそれ自体に作り手の思想やプラクティスが染み込んでいるので、ある程度はその道具の導くとおりに振る舞うことで良いおこないとなるみたいな云々カンヌン……。

ぜんぜん内容には関係ないけれど、タイトルや途中のスライドに出てくる山は
剣山(から見た次郎笈)→(次郎笈から見た)剣山 → 大膳原キャンプ場 → 大山から見た日本海 → 大山
の順番。この夏の山々。もっと山登りいきたいなー。

他の方の登壇内容もすごく興味深いのに、登壇が後の方だったので自分のことにいっぱいでちゃんと見聞きできていない。。また見ときます。

運営の方、素敵な機会をありがとうございました〜。良い経験になりましたー。